2007年06月04日
いろえんぴつ
愛娘の好きなことのひとつが…ぬりえ。
もっぱら色鉛筆がお友達
そんな感覚です。
で、この色鉛筆
12色もあれば、どれよりも早く短くなっていくもの
またいつまでも使わないもの…いろいろ出てくるものです。
(白なんてずっと長いまんまだったなぁ)
しばらくするとケースが壊れてきて
なくなってしまう色も出てきて
100円ショップにでも行って
新しいものを買おうか なんてことも
考えるんですよね。
そんなことを考えていたら、本屋にてある絵本を発見。
「いのちのいろえんぴつ」という絵本であり詩集という本です。
この本は10歳で脳腫瘍を患った少女が家庭科の先生からもらった
色鉛筆とスケッチブック。ここに命の限り綴った詩や絵をまとめたものが
この本なのです。
この中でこんな言葉がありました。
ここには12色の色がある
目立たない色もあるけれど
みんながんばっている
ひとつひとつ
たった12色の色鉛筆なのですが
感じる重みが、何か違う。
自分のやっていること
自分の命に何を感じるか
やっぱりそこに話がいくんですね。
必要なものは結構簡単に何でもそろうじ時代。
大切なのは、どんな想いで
何をするのかっていうところなんだろうなぁ。