2007年11月29日
100-1=0
「100-1=0」。
えっ、100-1=99じゃ…という声が聞こえてきそうですが、
100-1=0なんです。少なくとも事業という領域では。
例えば、雪印。
この会社は中毒事件の初動ミスで会社が消えてしまいました。
食べ物以外の事業でも一度のクレームで全てを失うことがあります。
端的なものとしては、約束手形。
落とし込み期日に1日でも間に合わなければ、それまで何十年と積み上げてきた
信用が一度に崩れてしまいます。
事業は須らくボクシングと同じです。
僕の好きな野球とは違います。
野球は9回裏まで10-0で負けていても、そのイニングで逆転すれば勝ちです。
ですから9回裏まで、ある意味負けていてもいいのです。
しかし、ボクシングは最終ラウンドまで判定で勝っていてもKOされたら終わりです。いや、途中の回でKOされたらそれまでです。最終回まで挑戦させてくれません。
事業はまさにボクシングそのもの。
一度のクレームですべてを失うことがあります。
当然真剣に立ち向かわなければいけません。