2008年06月18日
きょういく
私の会社では「教育(きょういく)」ではなく「共育(きょういく)」という言葉を使っています。
読んで字の如く「教える側も教わる側を共に育つ」という意味合いを込めています。
ところで最近ふと気づいたことがありまして
「きょう」という漢字って実はいっぱいあるんですね。
いろいろな漢字を当てはめてみると、様々な「きょういく」が出来上がります
凶育、脅育、恐育、狭育、狂育…。
最近の秋葉原通り魔事件をはじめとした世相を表現する言葉に
なってしまいました。
他にも…共育、響育、競育、協育、強育。
いい感じではありますが、一歩間違うと違った方向へ進みそうです。
ん…
いい言葉がありました。
鏡育(きょういく)
これはいろいろな意味で捉えられそうです。
教える相手は、自分の鏡のようなものです。
自分にあることも、ないことも、恥ずかしいくらいに見せてくれます。
鏡と向き合う前に、自分をちゃんと準備するか。
鏡の前に立ってから、あわてて準備をし直すか。
相手を自分の鏡だと思って教えることができれば
いくら相手が思うようにできなくても「何でこんなことができないんだ」とは思わないでしょうね。
だって相手は自分自身なのですから。