小松帯刀に見る「家老力」
NHK大河ドラマ
「篤姫」。
最終回へ向けて視聴率もスゴいですね
で、このドラマを機に俄にクローズアップされている人物
それが
小松帯刀(こまつ たてわき)
この小松帯刀、幕末の大藩 薩摩藩の家老職だったのですが、交渉力と調整力に優れ、あの
西郷隆盛や
大久保利通を見事なまでに活かした幕末~明治維新の影の立役者だといわれています。
そしてあの
坂本龍馬をして、明治の新政府の人事候補として西郷や大久保よりも真っ先に名前が挙げられたというまさに知る人ぞ知る偉人なのです。
11月に放映されたNHK「その時歴史が動いた」の中で鹿児島大教授の原口氏が
「組織の縁の下の力持ちとして、またトップの名代でありつつも部下を見事なまでに活かしきる力」として
「家老力」
という言葉を用いて表現されていました。
ホンダ然りソニー然り世界の名だたる企業の多くは実際に
優れたナンバー2がいる組織でした。
そして来年の大河ドラマ「天地人」の主人公
直江兼続も優れたナンバー2として
必ず名前が挙がる偉人です。
企業のみならず時代そのももが「家老力」を必要としているのかもしれません。
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