心・技・体 バリー・ボンズ 朝青龍

じんじぶちょー

2007年08月09日 10:30


心・技・体

心が一番はじめにくるのはなぜだと思いますか?


バリー・ボンズと朝青龍。
いい意味でも悪い意味でも世間わ騒がせている‘旬‘な2人です。

まずはバリー・ボンズ。

メジャーのホームラン新記録(756本)を昨日塗り替えました。が…急激な体重増加やホームランの量産から薬物疑惑の噂が絶えないのもまた事実です。現在記録保持者であるハンク・アーロン氏も祝福に駆けつけず、オーロラビジョンでのメッセージにとどまっていました。

  かたや平成の大横綱、朝青龍。

今でも圧倒的な強さを誇りながら、一連のモンゴルでのサッカー騒動で一歩も外へ出られないどころか、精神的な病に冒されているだのいないだの…と横綱の責任論まで出てくる始末。

この2人に足りなかったもの…それこそに他ならないと思います。2人とも真実は本人のみ知るところなのですが、この心の鍛錬を経てこそ心・技・体を極めたといえるのでしょう。

そして…ホームランといえば福岡ソフトバンクの王監督。監督こそ心・技・体を極めた尊敬に値するアスリートだと思います。
今から約30年前、王監督が756本のホームラン新記録を樹立した瞬間、先述のハンク・アーロン氏はわざわざ海を越えて王監督を祝福しました。いかに尊敬されていたかを物語るエピソードです。

現在でもイチロー選手をはじめ現役選手からもリスペクトされつつ、福岡の飲食店の至るところに王監督のサイン色紙を見かけます。ひとりの人間として素晴らしい方だと心から思える偉人です。
(ちなみに僕もその昔、快くサインしていただいた想い出があります)

つまるところ心の鍛錬、コントロールが一番難しい。
だから心・技・体のはじめはなのでしょうね。

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