2008年12月04日
小松帯刀に見る「家老力」
NHK大河ドラマ「篤姫」。
最終回へ向けて視聴率もスゴいですね
で、このドラマを機に俄にクローズアップされている人物
それが小松帯刀(こまつ たてわき)
この小松帯刀、幕末の大藩 薩摩藩の家老職だったのですが、交渉力と調整力に優れ、あの西郷隆盛や大久保利通を見事なまでに活かした幕末~明治維新の影の立役者だといわれています。
そしてあの坂本龍馬をして、明治の新政府の人事候補として西郷や大久保よりも真っ先に名前が挙げられたというまさに知る人ぞ知る偉人なのです。
11月に放映されたNHK「その時歴史が動いた」の中で鹿児島大教授の原口氏が
「組織の縁の下の力持ちとして、またトップの名代でありつつも部下を見事なまでに活かしきる力」として
「家老力」
という言葉を用いて表現されていました。
ホンダ然りソニー然り世界の名だたる企業の多くは実際に
優れたナンバー2がいる組織でした。
そして来年の大河ドラマ「天地人」の主人公 直江兼続も優れたナンバー2として
必ず名前が挙がる偉人です。
企業のみならず時代そのももが「家老力」を必要としているのかもしれません。
小松帯刀に見る「家老力」 へのコメント
鹿児島に帰省した時に、TVで原口教授が「今までこれほどしっかり『小松帯刀』スポットを当てて制作された番組はなかった・・・」とおっしゃっているのを聞いて、「そうなんだ!」と思いました。
「家老力」・・・なるほどです!
最近、時々思います。・・・私って、家老のようなタイプかも(失笑)
「家老力」・・・なるほどです!
最近、時々思います。・・・私って、家老のようなタイプかも(失笑)
Posted by こあら at 2008年12月05日 10:38
ほんとに今の企業には、ナンバー2を作り上げる力が不足しているような・・
ホンダもソニーも、トップと2番手が、共に補い業績を伸ばしていった企業
武士で言うところの「家老力」と商人で言うところの「番頭力」いかに
ナンバー2が大切か・・・・分かる気がします。
ホンダもソニーも、トップと2番手が、共に補い業績を伸ばしていった企業
武士で言うところの「家老力」と商人で言うところの「番頭力」いかに
ナンバー2が大切か・・・・分かる気がします。
Posted by アランカ at 2008年12月07日 22:07
ナンバー2・・・・
やはり、取り巻きが大事なんでしょうね~!
親方は、自分の思いを通そうとする・・・
でも、意外と周りが見えてなかったりして、
極力、反対意見をいうことを(いい、悪いは別として)
心がけている、下足番です。
やはり、取り巻きが大事なんでしょうね~!
親方は、自分の思いを通そうとする・・・
でも、意外と周りが見えてなかったりして、
極力、反対意見をいうことを(いい、悪いは別として)
心がけている、下足番です。
Posted by 下足番 at 2008年12月11日 00:11
>こあらさん
この原口教授、「篤姫」の時代考証をやってらっしゃいました。
そういえばこの小松帯刀の銅像って平成に入って建てられたらしいですね。
こういった方が認められるのはうれしい限りです。
>アランカさん
「番頭力」なるほどですね。
優秀なナンバー2…なかなかソニーやホンダのようには
いかないものです。
>下足番さん
コメントありがとうございます。
反対意見を言う取り巻きを煙たがるトップが多いのも
また事実。そんな方を周りに置いているトップは
素晴らしい方だと思います。
なかなかいませんよね。
この原口教授、「篤姫」の時代考証をやってらっしゃいました。
そういえばこの小松帯刀の銅像って平成に入って建てられたらしいですね。
こういった方が認められるのはうれしい限りです。
>アランカさん
「番頭力」なるほどですね。
優秀なナンバー2…なかなかソニーやホンダのようには
いかないものです。
>下足番さん
コメントありがとうございます。
反対意見を言う取り巻きを煙たがるトップが多いのも
また事実。そんな方を周りに置いているトップは
素晴らしい方だと思います。
なかなかいませんよね。
Posted by じんじぶちょー at 2008年12月16日 03:32