2007年10月30日
カシータ オーナー高橋 滋氏 感動のお話
写真のみの更新で大変失礼致しました。
先月になりますが、東京のレストラン「カシータ」のオーナーである高橋 滋氏のお話を
聞く機会がありました。
この「カシータ」、感動を生むサービスとして有名で、予約がなかなか取れないレストラン
としても知られています。
その中で印象に残ったお話を紹介します。
ある日、「カシータ」にひとりの中年の男性が食事に来られました。
この男性、まずドンぺリのロゼをボトルで一本注文されたそうです。
そのシャンパンをグラスで一杯いただくと「残りはスタッフのみなさんで」と
なんと残りのシャンパンをプレゼント!!
さらに次に注文したのは一本何十万円もする赤ワイン。
なんと食事もあわせてひとりで30万円弱もご飲食されたそうです。
そこで、このお店のスタッフはどんなサービスをしたのかというと…
何とお見送りの際に全スタッフ総出(キッチンもホールも)で、入口でお見送りを
したそうです(当然ですが、店内は満席で他にもお客様がいらっしゃいます)。
さらに店長から「○○様、本日は誠にありがとうございます。本日これからの足としてどうぞ
ご利用ください。こういったことしかできませんで申し訳ございません」という言葉とともに
入口の先には運転手付きのレクサスが待機していたそうです。
実際にこの男性は埼玉から来られていたそうですが、大満足で帰宅したことは言う間でも
ありません。
マニュアル一辺倒のサービスに溢れた今日、こういったサービスが自分の判断でできることに素直に感動を覚えました。まだ行ったことのないレストランですが一度行ってみたいレストランのひとつです。