2007年03月08日
感動しました~エッセイ編~
昨日紹介しました桑田・清原選手の高校時代の1年先輩で清水哲さんという方が
いらっしゃいます。甲子園でも大活躍したラッキーボーイ

嘱望されていました。が…
大学1年の時に試合中の事故で頚椎損傷という大ケガをして首から下が動かなくなり
寝たきりの生活を余儀なくされます。甲子園でプレーしていた時からわずか1年あまり
での出来事でした。
そんな寝たきりの生活が10年近く続いた折、清水さんは
多くの詩を書き留めまくります

紹介させていただきます。
「翌日の朝」
夜、熟睡が出来る日は
数えるほどしかない
八時間ぐらいはぐっすりと眠りたい
一日か二日眠り続けたら
もしかすると動けるようになっているかも
そう思い続けて十年
やっぱり、目が覚めても
何も変わっていない
今日もまた
神様にお祈りをしてから
期待を込めて消灯する ~著書「生命の話をしよう」より~
夢の中

そこには元気すぎる姿があり、それ故夢を見るのが好きだと言っています。
いわゆる夢の「偉大な力」。この「力」によって治っているような気がします。
今の医学で治せない以上、そういう科学では割り切れないものに頼るしかない。
この体の状態はあまりにも不自由すぎるから…
この体の状態がどうしても好きになれないから…
今日も明日も「治りますように!」とお祈りしてから、眠るのだそうです

そして自分の境遇を交えてこう綴っています。
「勝負には ”勝ち”


私の人生という勝負には、負けるわけにはいきません。
途中でいくら負けがあったとしても、最終的には絶対に勝たないといけない。
何故なら、今まで自分がしてきたことがムダになってしまう気がするから。
障害者になったことを後悔しないためにも頑張って生きていこうと思いますし、
勝ちにいきたいと思います

僕自身、あらためて元気


桑田・清原両選手をふくめた当時のメンバーは今でも年一回「哲和会」なる会の中で
チャリティ活動
