2007年09月22日
WE WILL ROCK YOU 新聞のコラムより
水曜日の西日本新聞より~
とってもいいコラムがありましたので紹介させていただきます(以下 西日本新聞9/19付 朝刊より)
種々のスポーツ会場で選手を鼓舞する小道具として、この曲がよく流れる。
格闘技「K-1」のアンディ・フグさんが生前、入場曲に使っていた、といえば
メロディーが浮かぶ人もいるだろう。
「ドンドンチャッ」のリズムが印象的な「WE WILL ROCK YOU」だ。英国の
ロックバンド「クイーン」の代表曲のひとつ。メンバーのひとりでギタリストの
ブライアン・メイさんが1977年に作った。
60年代末から70年代初めにかけてのメイさんは天体物理学を専攻する学生
だった。大学院に進み、宇宙塵(じん)をテーマに博士号を目指した。同じころに
「クイーン」の活動を始めている。次第に研究生活から離れていった。
「博士号を取得した」と先月下旬に報道された。母校のインペリアル・カレッジ・
ロンドンに「黄道塵の中の視線速度」と題する論文を提出し、合格した。黄道塵
に分布している微粒物質に関することらしい。
論文は学生時代に途中まで書き、三十数年間中断していた。昨年秋に執筆を
再開して書き上げた。4万8000語に及ぶ。「かつて目指したものをどうしても
手に入れたかった」と話すメイさんは、音楽活動も現役の60歳。
「WE WILL ROCK YOU」の日本語訳は、CD歌詞カードによると「アッといわせて
やるぞ」。自分を奮い立たせる言葉でもあったのだろう。若いころに立てた目標、
夢を捨てずに生きるエネルギーは年齢を超越する。
みなさんの(若い頃の)夢って何ですか
僕も大学卒業時に描いていた夢をふつふつと思い出しました。このエネルギー僕もずっと失わずにいたいものです。